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感想(一人よがりのねたばらしあり)

映画を観て、何を感じるかは、その人次第。
だから、どれが正しいやら、正しくないなんていう観点とは関係なく、それぞれが楽しむことが大切だ。
それをこの映画は十二分に教えてくれる。

何回見ても飽きることがなく、見れば見るほど、新しい発見があって、この映画のラストのように(ディレクターズカット版のことね)、終わりが無い。

前回と前々回の記事で、私が観て感じた物語の秘密は、
私なりに「一応」の解決をみたんだけど。

実はまだ考え続けていることがある。
劇中に登場しているガフ警部の折り紙。

最初は、警察署内のブライアンとデッカードの対面のときの鳥。
あるいは鳩、あるいは鶏、あるいはフクロウ。
2番目は、リオンのアパートに行ったときの、人間。それも男。
そして、最後の一本角の馬。
鳥も人間も全てはユニコーンっていうメッセージ?
うーん、最初から気になるんだけど、まだわからないんだよね・・・

もう一つの疑問、なぜバッディはデッカードを助けたかについて。
デッカードは彼を殺しに来たんだから、殺す理由がある。
最愛のプリスを殺された恨みもある。
でも助けた。
そして、自分は死んだ(寿命が尽きて)。

彼は、もともと自分たちレプリカントの寿命を延ばしてもらいたくて、タイレル博士に会いに来た。
死にたくなかったからだ。
もっと生きたかった。
死ぬのが怖かった。
でもタイレル博士に会ってわかったことは、それが不可能だったこと。

目の前で死に怯えているデッカードを見て、人間もレプリカントも同じだって感じたんじゃないかしら。
人間にもレプリカントにも寿命があって、やがて死ぬ。
死ぬから、生きている。
生きているから死ぬ。

彼の最期の台詞は、それらを意味していて、まさに人間の言葉として感動的だ。
そのシーンは美しく、悲しく、でも安堵さえ与えてくれる。

俺たちは人間以上のものを見て来た
それらの思い出もやがて消える
涙のように
雨のように
今がそのときだ

右手に刺したクギが、まるで十字架に貼り付けられたイエスキリストを思わせる。
道連れのように握っていた鳩が、彼の魂があたかも昇天してゆくように飛び立ったその空が、
あんなにどす黒い雨が降っているビルの屋上からは信じられないほどの青空だったのも、
そんな宗教的な雰囲気を感じさせる。

人間は死ぬのが宿命。
死ぬとわかっていても生きている。
やがて消えてしまう思い出かもしれないけれど、
それはかけがえのない、その人だけの大切な思い出。
たとえ他人の過去が移植されていようとも。

あ゛、そっかぁ!

ガフ警部は、デッカードに、お前もレプリだから殺されるぞ、逃げろって、そんなチャチなこと言いたかったんじゃないよね。

鳥も人間もレプリカントもみんな同じなんだよ。
だからレプリカントだとしても苦しむことなんかない。
生きてる限り、幸せになろうとすればなれるんだよ。
寿命なんか問題じゃないんだよ。

そんなこと言いたかったんじゃないのかしら。
きっとそう!

うわっ、ガフってステキ!!!

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